カラーとトーンの相性が大事

とにかく住まいの空間を気持ちよくカラーコーディネートするなら、「色相」「トーン」の組み合わせのコツを掴むことが近道らしいです。

まず、判りやすくまとめたいのなら、同系色でまとめることです。

例えば、ブラウンのソファにベージュのクッションをあわせると、色味が同系なので、落ち着くし安心感があってまとまります。正直言ってあまり面白みはありませんが、初対面の相手を迎えるときなどは無難な取り合わせだと思います。 

次に、統一感を重視するなら「類似色」でまとめることです。これは「まとめやすさ」から比べるとやや立体的にコーディネートすることになりますが、色の性格がわかっていれば比較的簡単で、お洒落な感じを演出できます。

注意したいのは、2種類の類似色のかたまりがあった場合、どちらかに優越をつけて同じ面積にしないと言うことです。なんかいかにもいかにも類似色を対峙させてメリハリをつけました感が出てきてしまって、かえって全体的にのっぺりした残念な結果になってしまうからです。

個性を重視したいと言う方には、上級テクニックですが反対色を使ってみることです。これはかなり扱うのが危険なこともあるので、大胆に反対色を対峙させるのではなく、料理の味付けと同じで、最初は薄く作って徐々に味を調整するような配慮が必要なようです。

Armonia

明度や彩度が高いトーン同士(ブラック×ホワイト、レッド×ブルーなど)だと刺激が強すぎるため、ブラック×ホワイトはブラック×グレーにするなど、色の分量をどちらか少なくしたり、レッド×ブルーは、ダークレッド×ネイビーのようにトーンを統一するなど、少し工夫すると個性的ながら目にも優しい空間が実現しますよ。

色数を増やしてもうるさくならない「同一トーン」というのもあります。

例えば、

❶ パステルグリーン×パステルピンクなど淡いトーン同士

❷ ブラック×ブラウンなど暗いトーン同士

など、暖色や寒色といったグループを超えてもトーンが同じもの同士ならイメージも統一しやすく、まとめやすくなります。色数を増やしてもトーンが同一のものであれば、色同士のけんかも防げます。

ところで実際の家具選びで、このカラーとトーンの組み合わせを、どう活かせばいいのかと言うと、テーマによって色の面積比を替えるという法則です。

まずは「ベースカラー」。「インテリアの基調色」といわれ一番面積が広いカラーです。

具体的には天井、壁、床の色のことです。当然のことですが、このカラーが明るければ明るいほどお部屋が広く見え、暗めのカラーになるほど狭く見える視覚効果があります。

このベースカラーのお部屋に対する面積比は約70%ほどですから、あとから色替えをするのは大変なので、ぜひ最初の段階で慎重に決めておく必要がありますね。

次は「メインカラー」で、インテリアの主役になるカラーです。

キャビネット類、カーテン、ソファなど、およそ全体の25%を占める割合ですが、インテリアの雰囲気を決める重要な役割をしています。

最後は、アクセントカラーです。全体の5%ほどと割合は小さいのですが、その空間のアクセントとなるべく大事なポジションですね。

例えば、クッションや照明器具など、ほんとにワンポイントに配置されるものが一般的です。

それぞれのカラーの決め方のポイントは

・ベースカラー:後から替えることは大変なので、最初に決めるときが重要です。かといって主に天井と壁の色が基準となるので、だいたい色の種類が決められていますから、よっぽど奇抜な空間を演出したいという考えでなければ、基準のプランは決めやすいといえます。

天井・壁の色によって、床の色を決めることが多いのですが、明るい色で統一すれば明るく広い空間となり、暗めの床を選べば落ち着いた空間になります。

・メインカラー:色数を増やすと落ち着きがなくなるので、最大でも3色で収めること。もし色を増やすのなら、トーンや色調を統一することがポイントです。

・アクセントカラー:メインカラーとのバランスが重要です。

空間のアクセントとなるような小物を取り入れると空間がぐっと引き締まります。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です